150年の風雪をくぐり抜けた
この大きな木桶が、
タイヘイのすべての事業の原点です。

直径9尺、高さ9尺 その数116。
時の重さを刻み込んだ大きな木桶は
四季の移ろい、人びとの営み それらすべてを見守りながら
その懐で選りすぐった大豆と小麦を発酵させ
じっくりと熟成させてきた。
一本の木桶から
1リットル瓶で1万本の醤油が生まれる。


『タイヘイ』は明治13年(1880年)の醸造業への転換をもって創立とし、
平成12年(2000年)、120周年を迎えた。
しかし、それより遡ること約200年、元禄8年(1695年)に初代・太田平左衛門が、
この房総の地に酒造業を創業した。
杉の、それもかなりの大木で造ったであろう木桶は、
当初から酒の醸造に使われてきた。
現存する木桶の中には、底に『安政』の文字が読み取れるものがある。
坂本竜馬をはじめ幕末若きの志士たちが、
新しい時代の幕開けに情熱を燃やして疾駆していた頃である。
そんな熱い時代の息吹を吸った木桶は、味噌・醤油の醸造業に転じたあとも、
『タイヘイ』の礎となり、現在に至るまで立派にその役割を果たしている。






 
  ●沿 革
元禄8年(1695年)に初代・太田平左衛門が
本社所在地に居を構え、後に酒造業を創業しました。
同家は代々、太田平左衛門を襲名し、
姓名の両文字をとり『太平』とし、
現在の社名『タイヘイ』へと発展改称してきました。
明治13年(1880年)、第11代当主は従来の酒造業を廃業し、
醤油・味噌の醸造に転換。ここに堅実な醤油醸造業の
歴史的基礎がスタートしました。
続く第12、13代当主の積極かつ近代的経営方針によって、
明治・大正・昭和と業容を拡大し、
今日では、大手3社に次ぐ
全国有名銘柄としての地位を築きました。
 
 


▼最終更新日 2007/05/24